診療案内

診療案内

当院は、予約制ではありません。来院された順番に受付して頂きます。
急患の場合この限りではなく、順番を飛ばして先に診察することがありますので、ご了承ください。

診療の流れ

予防診療

回虫、鉤虫、瓜実条虫、マンソン裂頭条虫、コクシジウムなど。保護犬・猫は、内部寄生虫が感染していることが多いです。
下痢や血便、嘔吐、成長不良、体重低下などの症状を示すことがあり、時に虫が便に混じることもあります。虫体は種類により細長いものや、短い糸のようなもの、平たい紐状のもの、米粒のようなものがあります。

予防

一部のフィラリア予防薬やノミ・ダニ予防薬には、内部寄生虫予防の効能があります。ただし、すべての寄生虫を予防することはできません。他の動物の便が付着している可能性があるものや、ネズミ、カエル、ヘビ、虫などを口にすることがないように注意しましょう。猫については完全室内飼育をお勧め致します。感染が確認された場合は、予防薬を投与したり、内服薬もしくは注射薬により駆虫を行います。駆虫後に一定期間をおいて再度便検査を実施します。

検査

院内で行う直接塗抹法あるいは浮遊法による便検査と、外部の検査機関に便を提出して行う検査があります。複数回実施することがあります。

ノミ、マダニ、ヒゼンダニ(疥癬 カイセン)、ミミヒゼンダニ(耳ダニ)など。
ノミ、マダニ、疥癬は、屋外(お庭も含む)に出ることがある犬、猫であれば常に感染する可能性があるので、年中予防しておく必要があります。

予防

猫のノミ・ダニ予防薬はスポットタイプ、犬の予防薬はスポットタイプと内服タイプがあります。1か月に1回投与するタイプと、3か月効果が持続するものがあります。市販の予防薬やノミ取り首輪では十分な予防効果を得られないことが多いため、お勧めしません。
もしすでにノミに感染している場合は、一度予防薬を投与しただけでは完全に排除できません。最低でも2~3か月は継続する必要があります。予防薬の投与と同時に、飼育環境の清掃もしっかり行っていただく必要があります。飼育環境に寄生虫や虫卵が残っていると、予防薬を投与していても感染が持続したり、投与を中止するとすぐに再感染がおき、あたかも予防薬が効いていないようにみえます。

検査

寄生虫を目で見て探す、皮膚掻破検査、耳垢検査、除外のためその他の皮膚検査を行う場合があります。

フィラリアを保持している蚊に刺されることによって、感染します。フィラリアは犬の体内で成虫になると心臓のすぐ近くの血管に移動し、血液中に多数の子虫(ミクロフィラリア)を放出します。
感染初期は無症状です。進行したフィラリア症は咳、呼吸が荒い、疲れやすい、お腹が膨らむ(腹水)などの症状を起こし、ときに突然死の原因になります。犬糸状虫という名前ですが猫にも感染を起こし、多様な症状を呈します。

予防

猫はスポットタイプ、犬はスポットタイプと内服タイプのフィラリア予防薬があります。蚊が出現する期間は月に1回、忘れずに投与しましょう。犬は1年の予防はじめの時に、フィラリア検査をお勧めします。フィラリア感染がある状態で予防薬を投与してしまうと、重大な副作用に繋がる危険性があるためです。

検査

少量の血液を採取し、これを検査に供します。15~30分程度で検査結果をお伝え出来ます。フィラリアの感染が確認された場合には、治療に向けて全身状態を把握するために、X線検査、エコー検査、血液検査などを行います。

犬の混合ワクチン

「ジステンパー」、「犬伝染性肝炎」、「犬アデノウイルス2型感染症」、「犬パルボウイルス感染症」、「犬パラインフルエンザウイルス感染症」、「犬コロナウイルス感染症」の6つのウイルス性疾患のワクチン、あるいはこれに「犬レプトスピラ病」のワクチンが含まれた混合ワクチンです。

猫の混合ワクチン

「猫ウイルス性鼻気管炎」、「猫カリシウイルス感染症」、「猫汎白血球減少症」の3種の予防、および、これに「猫白血病ウイルス感染症」の予防を加えたワクチンがあります。

接種頻度について

混合ワクチン接種により病気に対する十分な免疫を得るためには、子犬もしくは子猫のときに1か月おきに2~4回ワクチン接種を行い、その後は1年に1回接種する必要があるとされています。
散歩などで屋外に出ることがある動物、他の動物と接触することがある動物、多頭飼育などでは感染リスクが高いため、特にしっかりと予防をしておくべきです。

副反応

ワクチン接種直後から数日後にかけて体調不良を起こすことがあります(副反応)。特に重大な副作用としてアナフィラキシーショックが稀にあり、初回接種時や過去に副反応を起こしたことがある動物は注意が必要です。場合により、ワクチン接種後観察のため、駐車場や待合でしばらく待機して頂くことがあります。

避妊手術

犬においても猫においても、早期に避妊手術を行うことで乳がんの発生率を大きく下げることが知られています。また子宮蓄膿症や生殖器系の腫瘍の発生も防ぐことができます。子供を作る予定がなければ、6か月齢頃に1度避妊の相談をして頂くことをお勧めします。 避妊手術は全身麻酔下で腹部正中切開により行い、通常手術後1泊入院します。退院後はカラーを装着するか術後衣を着させることで、術創を舐めないようにします。およそ10日後に抜糸を行います。猫、小型犬では抜糸の不要な皮内縫合法を選択することもできます。

去勢手術

犬において去勢手術は、精巣腫瘍や会陰ヘルニア、肛門周囲腺腫の予防のために行います。猫においては、年齢などで個体差はありますが、攻撃性や尿スプレーを抑える効果があります。精巣が睾丸内に降りてこない陰睾では、高率に精巣腫瘍が発生します。遺伝の観点からも陰睾の動物は、特に強く去勢手術が勧められます。

狂犬病予防法という法律により定められており、飼い犬の登録と、1年に1回の狂犬病ワクチン接種が義務付けられています。忘れずに登録と年に1回の接種をしましょう。

診療科目

最も多い疾患は歯周病です。2歳以上の犬・猫の8割以上が歯周病にり患しているとされます。猫では歯肉口内炎もよく認めます。口腔内の出来ものには、悪性度の高いがんから、低悪性度の腫瘍や非腫瘍のものまで様々なものがあります。その他、不整咬合、乳歯遺残、歯の破折・摩耗・咬耗、吸収病巣、口蓋裂などの疾患があります。

症状

歯垢・歯石の付着、歯茎の赤み、口臭、口が痛そう、ご飯が食べにくそう、歯が折れた・削れた、口の中のできもの・出血、鼻・ほほ・あごのできもの・出血などがあります。

検査

口腔内の観察、頭部のX線検査、プロービング(歯周ポケットの測定)、口内法による歯のX線検査、生検などを行います。ほとんどの検査は全身麻酔下で行う必要があります。
まず通常の診察を行い、歯科・口腔疾患が疑われる場合は、麻酔を安全にかけられるかの検査を行った後、検査・治療の予約していただきます。

治療

歯周病において最も重要なのは、維持管理です。歯磨き指導や食生活の相談を行い、歯周病を起こしにくい悪化させにくい状況を作るために、日々のケアしていただきます。
麻酔下での治療は歯肉縁上および縁下歯石除去、ルートデブライドメント、ポリッシング、抜歯、腫瘍の切除、歯肉フラップの作成・縫合、歯の保存修復などを行います。