当院では獣医学的根拠に基づき、病気の動物にとって、飼い主様にとって最適な獣医療を行います。検査の必要性、治療の妥当性、リスク、予後について飼い主様にご説明したうえで、納得できる結果が得られるよう最善を尽くします。
共に暮らす動物たちと、できるだけ質の高い時間を長く過ごして頂くために、まずは病気の予防、早期発見が大切だと考えています。ワクチンや避妊・去勢手術、ノミ・ダニ予防により防ぐことができる病気があります。また、健康診断や検診を通して病気や病態の悪化を早期に発見し、早期治療に繋げることができます。
終末期においては、できる治療を全てすることが、必ずしも正解とは限りません。緩和治療を含めて、動物にとって何が最良なのかを飼い主様と話し合いながら、検査・治療を決めていきます。動物の負担・苦痛が最小限となるよう、そして、いつか来るお別れのときに、飼い主様に悔いが残らないような診療を心掛けます。